「大津園児死傷事故」の迷走 やりたい放題の新立被告について被害者の弁護士が語る

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理解が難しい被告の行動

 前代未聞の裁判――そう言えるだろう。大津地裁は1月22日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)やストーカー規制法違反などの罪に問われている新立文子被告(53)の保釈を取り消した。中日新聞などは「同日に地検職員が身柄を拘束した」と報じた。

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 再び拘置所に戻された新立被告――こう説明されても、なかなか理解できない方もおられるだろう。ならば大津園児死傷事故で逮捕された女性と聞けば、お分かりになるのではないだろうか。

 まずは事故を振り返ろう。...

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