「京アニ放火殺人」から半年 「跡地に慰霊碑」に住民反対の葛藤

国内 社会

  • ブックマーク

 殺人事件として戦後最悪の犠牲者数となった「京アニ放火殺人事件」から半年が経過した。自身も大やけどを負った容疑者の青葉真司(41)は会話を交わせるまでに回復したものの、逮捕状の執行はまだ。一方、現場跡地を巡っては、「慰霊碑問題」が浮上して……。

 約半年前、猛火によって36名もの人が命を落とした忌まわしき現場は京都市伏見区の住宅街にある。昨年7月18日、青葉真司容疑者がガソリンをまいて火をつけるまで、京都アニメーション(京アニ)の社員がテレビや劇場用アニメーション作りに勤しんだ第1スタジオ。...

つづきを読む