相模原殺傷被害者家族「実名を出さないこと自体が障害者への差別、犯人に屈したことになる」
相模原殺傷遺族の手記が浮き彫りにした司法の硬直(2/2)
元職員の植松聖被告(29、以下表記略)が、相模原市の「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷した事件。1月8日から始まった公判では、被害者たちは「甲、乙、丙」の記号で呼ばれ、遺族が実名での審理を希望した「美帆」さんについても、当初、「フルネームか匿名しか認められない」と裁判所は拒否していた。
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植松の弁護側は、大麻精神病などにより、事件当時の彼には刑事責任能力がなかったと主張しているが、
「私は、植松は正気を保っている、と感じています」
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