「矢野」阪神 リリーフ陣に暗雲、新加入の外国人も未知数という“厳しすぎる現状”

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 昨年はシーズン終盤の追い上げで3位に滑り込み、クライマックスシリーズでもファイナルステージに進出した阪神。しかし、リーグ優勝は岡田彰布監督時代の2005年から14年間も遠ざかっている。切り札ともいえる矢野燿大を監督に迎えて2年目の今年。阪神の復権に向けてのポイント、キーマンを探ってみたい。

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 昨シーズン3位に躍進した原動力となったのは間違いなく投手力だ。チーム防御率3.46は12球団でもトップ。特に、リリーフ陣の踏ん張りは見事で、40試合以上に登板した7人の投手のうち岩崎優(1.01)、ジョンソン(1.38)、島本浩也(1.67)、藤川球児(1.77)の4人が防御率1点台をマークし、ドリス(2.11)は2点台前半と揃って好成績を収めた。...

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