英国貴族社会版「渡鬼」、映画「ダウントン・アビー」はなぜ人々を引き付けるのか

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 20世紀初頭の英国貴族とその使用人たちの人間模様を描いた英米合作映画「ダウントン・アビー」が1月10日に公開され、観客動員数を伸ばしている。200以上の国や地域で大当たりした英国ドラマの続編。ドラマは日本でもNHKやBS放送のスターチャンネルなどで放送され、熱狂的ファンを生んだ。なぜ、このドラマは人々を引き付けるのか?人気の理由を探る。

「ダウントン・アビー」を一言でいってしまうと、英国貴族社会版の「渡る世間は鬼ばかり」。英国で2010年から2015年まで放送されたドラマ版は6シーズンで計52話もあるが、20人以上の主要登場人物が次々と騒動や事件に遭遇するので、片時も飽きさせない。...

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