京アニ放火事件 「跡地に慰霊碑」めぐり遺族と反対住民の葛藤

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 昨年7月に起きた京都アニメーション(京アニ)放火殺人事件は、死者36名という殺人事件では戦後最悪の犠牲者数となった。あれから約半年、現地では「慰霊碑問題」が浮上しているという。

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 現場となった京都市伏見区の住宅街にある建物は、現在、全体を防音シートで覆われている。今月7日に始まった本格的な解体工事は4月下旬まで続く見通しだが、問題が持ち上がっているのはその跡地について。一部の遺族が慰霊碑を建立することを希望する一方、近隣住民からは「平穏な暮らしが妨げられる」として、慰霊碑などを立てないで欲しいとの要望が出ているのだ。...

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