ゴーンが展開する“反日” 検察は取り調べの録音録画を全世界に公開せよ

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 商才に長けたフェニキア人が、極東の蛮国で政局に絡んで虎の尾を踏んだが命からがら逃避行――。などと聞けば、今回のカルロス・ゴーン(65)の蛮行の見え方は違ってくる。小説・映像化を狙うゴーンの魂胆はそこにある。ならば今こそ、取り調べの録音録画データを全世界に公開すべきなのだ。

 8日の会見でゴーンが語った大要は以下の通りだ。

〈正義から逃れたのではない。不正と政治的迫害から逃れ、家族を守るためだった〉〈基本的人権が守られていない〉〈1日8時間も検察官の尋問を受け、“自白しないと事態は悪くなる。...

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