今年はどうなるヤマダの子会社「大塚家具」 黒字化まであと一歩どころか最悪の年明け
一時は危機説が流れた「大塚家具」も、なんとか新年を迎えることができた。昨年12月30日、ヤマダ電機に3000万株を発行し、43億7400万円もの資金を調達。ヤマダ傘下となって新たな旅立ちである。ただひとつ気がかりなのは、いまも大塚久美子社長(51)がトップに居座っていること――。
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久美子社長が独立自尊を保った最後の月、つまり昨年12月の概況が発表された。それによると、既存店の売上高は前年同月比で75・8%(全店舗では68・5%)だった。...