日テレで社内表彰されたイモトの夫「石崎D」 社長は“格差婚ではない”と擁護

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 年間視聴率(18年12月31日~19年12月29日)のトップをかけた、日本テレビとテレビ朝日の攻防は、12月の月間視聴率ではテレ朝が三冠(全日、プライム、ゴールデン)を獲得し、最後の最後まで追い上げた。だが結局、日テレの6年連続3冠で幕に。

 年が明け、王者・日テレでは、昨年活躍した番組、人物を表彰する「日テレ AWARDS」の表彰式が行われたが、そこにはイモトアヤコと結婚した石崎史郎Dの名があった。

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 1月2日、日テレの小杉善信社長が“年頭のご挨拶”を発表した。

《みなさま、明けましておめでとうございます。/日本テレビは2019年、全日帯、ゴールデン帯、プライム帯において視聴率トップとなり6年連続で「年間視聴率三冠王」を獲得することができました。多くのみなさまから日本テレビの番組をご支持いただき、心より感謝申し上げます。/時代が令和に変わった昨年は、災害で大きな被害が出た一方、ラグビーワールドカップが大きな盛り上がりを見せました……》

 日テレが年間三冠王を取るにいたって、ラグビーW杯を抜きに語ることはできないだろう。日本中が盛り上がったW杯の中継を、民放で唯一生中継できたのが日テレだったからだ。日テレ関係者が言う。

「10月13日に中継した日本-スコットランド戦の視聴率は39・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でしたからね。あれがなければ、昨年の三冠は難しかったかもしれません。ですから、スコットランド戦を実況した中野謙吾アナも『日テレAWARDS』で表彰されていました」

 中野アナと言えば、スコットランドに勝利しベスト8進出が決定した瞬間の決め台詞で知られる。

《4年前には届かなかった世界の壁、ベスト8。チームで越えました。これが日本のビクトリーロードです!》

「でも、中野アナはMVP(最優秀賞)ではありませんでした。MVPは番組部門では『3年A組―今から皆さんは、人質です―』、そして人物部門では『あなたの番です』の鈴間広枝プロデューサーが選ばれました」(同・日テレ関係者)

「3年A組」(19年1月~3月:平均視聴率11・5%)も「あな番」(19年4月~9月:平均視聴率 9・3%)も、日曜ドラマ枠(22時30分~23時25分)で放送され話題になったドラマではある。だが、放送時間帯としては高視聴率でも、全体に与えた影響はそれほどでもないのではないか。

「プライム帯(19時~23時)としてみても、30分しか関係ないですからね。会社としては、視聴率よりもビジネスとして成功したと判断したのでしょう。両番組とも、日テレ傘下となった動画配信サービス・Huluで配信され、スピンオフ番組やショートドラマも独占配信されました。これが評判を呼んで、若年層のドラマ好きを開拓し、登録ユーザー数が200万人を突破するなど、経営も軌道に乗りましたからね」(同・日テレ関係者)

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