ゴーン逃亡、没収「保釈金15億円」は安すぎた…改めて総資産額を見ていこう

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 カルロス・ゴーン(65)は保釈金の15億を捨てて逃亡を選んだ。かつて、日産1社で10億を超す年俸をとり、日本脱出にポンと22億を出すほどだ。15億など屁でもあるまい。

 あくまで一般的にだが、保釈金の額は、被告の資産状況にほぼ比例する傾向にあると言われている。

 その算定基準について、甲南大学法科大学院教授(刑法)の園田寿氏に解説を請うた。

「保釈金の額は、刑事訴訟法第93条2項に定められています。“犯罪の性質及び情状、証拠の証明力並びに被告人の性格及び資産を考慮して、被告人の出頭を保証するに足りる相当な金額”でなくてはならない。...

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