喋ると怒られる――「ビートたけし」実姉も神経をつかう年下愛人 腹心マネも離脱?
令和元年、それは「殿」にとって果たしてどんな年だったのだろうか……。大晦日に紅白出場という、最高の形で年越しを迎えたビートたけし(72)。だが、彼と「18歳年下愛人」を取り巻く環境は、華やかな大舞台とは違ってトラブル続きなのだった。
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「うっかり喋ると、ものすごく怒られちゃうから」
こう語る老女の視線は定まらない。眼球が右に左にせわしなく動く。誰かに見られていやしまいか――。痛々しいほどの警戒心。一体何に怯(おび)えているのか。
「私が喋って、とんでもないことになっちゃうとね……」
彼女、すなわちビートたけしの実の姉(83)は、
「(たけし出演のNHK大河ドラマ)『いだてん』の最終回は録画したの」
「(たけしがレギュラーを務めるTBSの)『ニュースキャスター』は普段から観てる」
と、弟の活躍については口が滑らかになるものの、彼と「愛人」の話になると、途端に口を噤(つぐ)むのだった。彼女が恐れているのはたけしの怒りなのか、それとも別の「誰か」の逆鱗に触れることなのだろうか……。
年末の大舞台で、歌に加え芸も見せられたのだから、たけしが欣喜雀躍するのも無理はない。だが皮肉なことに、彼にとってハッピーなこの令和元年の締めくくりは、実は「地獄の令和2年」の始まりとなるかもしれないのだ。
「たけしさんのもとに残っている唯一の側近と言える男性マネージャーが、紅白を節目として辞めようかなと、周囲にこぼしているんです。『後任のマネージャーを探しているんだ』と」
こう声を潜めるのは、たけしを知る芸能関係者だ。
「スケジュール管理をしているその男性マネージャーは、オフィス北野時代からたけしに付いている腹心中の腹心で、『いだてん』出演に奔走したのも彼です。それもあって、『いだてん』が終わったらケジメがつくので辞めてもいいと思っていたところ、紅白の出場が決まったのでそれまでは辞められなくなったとか」
腹心の「離反」計画。それは紅白出場という慶事とは裏腹に、たけしにとってこの1年が「厄年」であったことを物語っていると言える。
まず6月、40年連れ添ってきた幹子さんとの離婚が明らかになる。そして11月、たけしの10年来の弟子で、運転手を務めてきた石塚康介さん(41)が、本誌(「週刊新潮」)で2週にわたり「殿は18歳年下の愛人に幻惑されている」と、実名告発を行ったのだ。
近年、芸能界ではたけしの「異変」が度々囁(ささや)かれてきた。平成25年に彼が愛人の意味で「ネエチャン」と呼ぶ横井喜代子氏(仮名)と出会ったことで、以前とはすっかり変わってしまったというのである。この「噂」を裏付けたのが、石塚さんによる告発だった。彼は本誌でこう語ったのだ。
〈これまでも私以外に、スタイリストやマネージャーなど、多くの人が殿から去っていきました。みんな、横井さんと揉めたためです。しかし、誰も表立って文句は言えません。なぜなら、それを聞いた彼女が事実を捻じ曲げて殿に報告すると、悪者にされるのは我々のほうだからです〉
〈殿がケチになったのは、間違いなく横井さんの影響だと思います。というのも、横井さんはオフィス北野のマネージャーやタレントの給料を調べて、殿に「この人たちの給料が高過ぎる。ダーリン、あなた会社に金を取られているだけなんじゃないの」と吹き込む〉
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