フランスではゴーン逃亡を8割支持のナゼ 今後は仏捜査当局がレバノンに身柄引き渡し要求か

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 12月29日、関西空港からプライベートジェット(PJ)でトルコのイスタンブールへ、そこから別のPJで30日にレバノンのベイルートに入ったとされる日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)。昨年末に起きたまさかのこの“逃亡劇”を世界中のメディアは大きく報じた。そんな中、意外にも冷静だったのがフランス紙である。

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 ゴーン被告はレバノンに入国した後、報道陣の前には一切姿を見せておらず、所在もわかっていない。もっとも、彼の知人によると、ベイルートで開かれた年越しパーティに妻のキャロンさんと一緒に出席し、ワインをたしなんだという。...

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