「無期懲役で万歳三唱」 反省しない犯罪者の心理とは

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 東海道新幹線内で3人の乗客を殺傷した事件の被告、小島一朗の裁判での言動は、過去類をみないようなものだった。

 謝罪の気持ちは「一切ない」と言い切り、さらに「一生刑務所にいたい」「死刑は怖い」と身勝手このうえない主張を展開。要するに、一生刑務所で暮らすために人を殺したのであり、下手に反省の気持ちを示すと、無期懲役にならない可能性があるので、謝罪もしない、というのだ。望み通り、無期懲役の判決を言い渡された時、彼は万歳三唱までしたという。小島被告は、死刑にならず無期懲役になるくらいの罪を意識して、1人殺し、2人を傷つけたのだ、と「週刊新潮」に寄せた手記の中で告白している。...

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