【伊藤詩織さん事件】山口敬之氏はなぜ不起訴に? 疑わしい検察の「やる気」
伊藤詩織さん事件に判決! 闇に葬られた「ドアマンの供述調書」(2/2)
12月18日に東京地裁で下されたのは、伊藤詩織さん(30)側の全面的勝訴の判決だった。が、山口敬之・元TBSワシントン支局長(53)は控訴の意向を示している。控訴審のカギを握るのは、(1)で紹介した供述書である。
それは事件のあった2015年4月3日、現場ホテルのエントランスにドアマンとして立っていた人物の証言に基づくもので、意識のない詩織さんを強引に引っ張り込む山口記者の姿が描写されている。ただし今回の裁判の結審には提出が間に合わず、このたびの裁判官の判断には考慮されていない。...