柴咲コウ経営のECサイトが在庫一掃セールで「社長業」が心配

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

 一昨年「おんな城主 直虎」の主役を務めた柴咲コウ(38)が、NHKに“帰城”するようだ。

「来年春から始まる朝ドラ『エール』に出演することが決まっています。今作は昭和の音楽史を辿る作品で、役者や歌手とマルチな活躍をしている柴咲に歌手役で白羽の矢が立った。順調に撮影が進んでいて、本人もかなり気合いが入っています」(NHK関係者)

 最近の柴咲といえば、会社経営者としての一面の方が目立っていた。3年前に会社「レトロワグラース」を設立し、ネット上で独自の商品を販売するECサイトを運営している。

「アパレルからレトルト食品や日用品に至るまで、様々な商品を売っています。今年10月には資本金を7千万円以上増やして約1億6千万円にまでし、事業拡大を進めているんです」(芸能事務所関係者)

 撮影中にも常に社員とのメールのやり取りを欠かさないなど、社長業に熱が入る柴咲。果たして、経営手腕はどうなのだろうか。

「実情はなかなか苦戦していますね」

 とは、IT業界関係者。

「通販サイトがリニューアルしたことを受けて、現在、出血大サービスのセールをおこなっているんです。通常のECサイトはクーポンなどが配られることが多いのですが、柴咲のキャンペーンは過剰ですね」

 と、苦笑する。覗いてみると確かに。10万円のコートや10万円のセットアップを抽選でプレゼントしたり、購入者に5千円クーポンプレゼントするなど、“在庫一掃セール”状態なのだ。

「自分がしたいことすべてをプロデュースして販売しようとした結果、手を広げすぎたんでしょう。志の高さと実際の経営手腕は別問題ですからね。飲食店や美容サロンの経営を始めるという計画まであるようで、来年は真価が問われる年になりますよ」(同)

 3足の草鞋を履きこなせるか。

週刊新潮 2019年12月19日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。