新垣結衣、「インスタやらないの」と訊かれ、「寝てばかり」と答えた31歳の実生活

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自ら「代わり映えしない日々」

 猫も杓子も「インスタ、インスタ」との風潮を苦々しく思っていた向きは、快哉を叫んだのではないか。先日、女優の新垣結衣(31)が「インスタの公式アカウントを開設しない理由」を発表し、反響を呼んでいる。

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 このインスタ問題だが、新垣が写真集を出版したことと密接な関係がある。まずはそこから始めさせていただこう。

 アマゾンによると、写真集『YUI ARAGAKI NYLON JAPAN ARCHIVE BOOK 2010-2019』(カエルム)は12月5日に発売が開始された。8800円という高額な価格設定にもかかわらず、売れ行きは好調のようだ。

 この写真集はファッション誌「NYLON JAPAN」が「編集」としてクレジットされている。新垣は2010年から同誌に参加しており、写真集の公式サイトには《連載ページ、表紙、編集ページをまとめた1冊》と説明されている。

 12月4日、同誌のインスタグラムで「新垣結衣インスタLIVE」が配信された。カメラの前に新垣は1人で座り、要するに写真集の宣伝を行ったのだ。

 53分間の動画は現在でも視聴可能だが、後半は事前に募集したファンからの質問に答えるコーナーだった。彼女は丁寧に答えていったが、「そろそろ最後」と宣言した約46分から異変が起きた。

 選んだ質問の紙を読むと、小さく溜息をついたり、熟読して考えたりする素振りを見せ、「保留」と呟くと別の紙を手に取ったのだ。どんな質問が書かれていたのだろうか。今となっては知る術もない。

 そして本題は次の質問だ。新垣は紙を開くと、「これを機にインスタを始めてみませんか(笑)」の質問を朗読した。しっかりと「わら」と声に出したところも、なかなか面白い場面だった。

 新垣はいきなり険しい表情を浮かべる。落差に周囲の関係者が思わず笑う。さらに何秒か間を置くと、「映えるような毎日を送っていないんですよ、本当に」と答え、今度は微笑を浮かべたのだ。

「見せたいものが……ない、というか、まあ、もしかしたら未来は分からないので、可能性はないとは言わないですけど、今はちょっと、本当に大した毎日を送っていないので。寝てばっかりになっちゃうので、代わり映えしないと思うので、あと更新滞ったりするから、今の時点では可能性ないですね。ごめんなさい」

 この“赤裸々”な告白に芸能メディアが注目したのは言うまでもない。ネットだけでも、スポニチアネックス、シネマトゥデイ、ねとらぼ、クランクイン!──といった社が記事を配信した。

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