日米野球(昭和9年)でベーブ・ルースが甲子園球場では1本もホームランを打てなかった謎に迫る

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 1934年(昭和9年)秋、読売新聞社の主催で第2回日米野球が開催された。ベーブ・ルースら強豪打者が顔を揃えたアメリカン・リーグ選抜と全日本が対戦、全18試合(混合紅白戦含む)が行われた。アメリカチームはホームランを計47本も量産し、その中でルースはトップの13本を放った。打率も408(76打数31安打)で1位だった。ところが、2試合行われた甲子園球場では、ルースだけでなく、大リーガーは一度もホームランを打てなかったのである。

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