好きな女子アナ2位に急浮上 「田中みな実」を変えた2つのターニングポイント
女優進出と帯番組の打ち切り
逆にツッコみもする。“聞き飽きたフレーズしか言わない女”というテーマの時には、
田中:20代半ばから後半にかけての女の子って、やたらと「私、歳なんだよね」と気取りたがるんですよぉ。ちょっと歩いたらぁ、「しんどいわ」とか、「思い出せない、歳かな」とかぁ、いちいち言うんですけどぉ、それって大久保さんとかあさこさんに対してすっごく失礼だと思いませんか?
上田:いやいや、一番失礼なの、あなた!
田中:でもぉ、本当に悩んでいる人にとってはぁ……。
いとう:悩んでねえよ!
さらにゲストの男性陣、山田裕貴(29)、清原翔(26)、眞栄田郷敦(19)も、ぶりっ子が嫌いなどと言っていたのに拘わらず、田中からのタッチやウィンクなどにメロメロ。田中に向かって上田もこう言い放ったほど。
上田:この短い時間に、何人、敵作るんだ!
「頭もよく、トークのスキルもある。今後はこういったポジションの仕事も増えていくでしょう」(前出・民放プロデューサー)
田中はぶりっ子キャラを封印しているわけではない。では、なぜここまで人気が出たのか。
「第1は、ドラマへの出演でしょう。今年2月、山口紗弥加(39)主演の『絶対正義』(東海テレビ制作/フジテレビ系列)に女優として初出演。しかもその役柄は、妻子ある男性と不倫中の女優というもので、美村里江(35)や片瀬那奈(38)、桜井ユキ(32)ら美貌の実力派に混じって、ベッドシーンまで演じて見せた。演技もなかなかで、存在感はピカイチでした。ここで自分を見せる、魅せる楽しさを見出したのだと思います。そして第2に、フリーになって初の帯番組で2 年半メインMCを務めた『ひるキュン!』(TOKYO MX)が、今年3月に打ち切りになったこと。ローカルのMXとはいえ、月~金の帯番組です。ギャラは1日8万円として、週40万円、50週(1年)で2000万円です。これだけでもTBSの同期の倍の収入があったと思います。これで崖っぷち状態になった。そこで開き直ったことが幸いしたのだと思います。6月には『痛快TVスカッとジャパン』の再現女優として、意地悪な女を熱演。これもまた評判を呼びました。そうして露出を増やしていった結果、やっぱり可愛いという声との相乗効果で、再ブレイクに至ったわけです。いじられて数字を持ってくる元局アナなんて、今までいなかったと思いますよ」(同・民放プロデューサー)
彼女は14年9月末にTBSを退局後、宮根誠司(56)や羽鳥慎一(48)などと同じ事務所に所属している。今後は彼らの番組にも出演する機会もあるのだろうか。
「あの事務所は日テレさんとのパイプも太いですからね。日テレにも大事に扱われるでしょう。『Mr.サンデー』のフジや『モーニングショー』のテレ朝は、むしろ宮根と羽鳥とのつながりから、なんとかして彼女を使えないかと、“逆バーター”が増えるかもしれません」(同・民放プロデューサー)
17年9月に話題となった女性誌「an・an」での“肘ブラ”ヌードから2年、裸一貫から出直した女の強みが最高潮を迎えている。
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