秋篠宮さま「小室家との連絡は取っておりません」 天皇誕生日前に眞子さま結婚問題に決着か
御代替わりで皇嗣となられた秋篠宮さまは、11月30日には54歳になられた。これに先立ち開かれた会見では、膠着する「結婚問題」で長女・眞子さまへ決断を促していた――。
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12月4日に皇居・宮中三殿を参拝され、天皇・皇后両陛下のご即位に関する一連の儀式は一段落した。
年が明け、4月には秋篠宮さまが皇位継承者であることを内外に宣明する「立皇嗣の礼」が控えている。令和の皇室が装いをととのえて本格的に動き出すわけだが、その秋篠宮さまは11月30日に54歳となられ、
「平成の時代から、お誕生日に先立って宮内庁の記者会を前に会見をなさるのが慣例となっていました。今年は20日の午前中、改修工事が始まっている秋篠宮邸の北側に位置する『赤坂東邸』で行われました」
とは、宮内庁担当記者。
「昨年までは紀子さまとご一緒に会見されていましたが、御代替わりで皇太子に準じるお立場となられたため、前例を踏まえて今年はお一人で臨まれたのです」
昨年の会見で秋篠宮さまは、眞子さまとの結婚が暗礁に乗り上げた小室圭さんについて「それ相応の対応」がなければ納采の儀は難しいと明言。また「身の丈にあった儀式に」との表現で大嘗祭を国費で賄うことへの疑問も呈されるなど、ご発言がさまざま波紋を呼んだのは記憶に新しい。先の記者によれば、
「記者会では今年も、昨年と同じく五つの質問を用意し、宮内庁を通じて事前に秋篠宮さまにお渡ししました。その概要は『皇嗣となられたお気持ちと新時代の皇室像について』『即位の礼と大嘗祭に臨まれたご感想』『眞子さまと小室さんとのご結婚について』『悠仁さまのご成長と佳子さまの今後』『一年で印象深かった出来事』というものでした」
とのことで、会見当日は、
「秋篠宮さまは、時に質問を繰り返し記者に確認されながら、言葉を選ぶようにご回答されていた。昨年はお隣に紀子さまがおられ、お互いに内容を補われながら、小室さんへの注文や眞子さまのご体調、そして大嘗祭のあり方など、多岐にわたりシリアスな話題が展開されましたが、今回はやや趣が異なりました」
それは例えば、
「2問目で即位の礼と大嘗祭に臨まれた感想を述べられる時、秋篠宮さまは『即位礼正殿の儀に出席して、前回(平成時)と一つ違うことがあった』と切り出されました。そこで『前回は、隣に現在の陛下がおられた。私は所作がわからなければ隣を見ていればよかったのですが……』などとあけすけに仰るので、記者会からは笑いが洩れました。続けて『大嘗祭も同じで、今回はそれ(真似)ができない。ほかの参列者は私に合わせるだろうから(所作を)間違えないようにしなければいけないので、少し緊張しましたね』とも述べられたので、会見はすっかり和やかなムードとなったのです」
皇位継承順位1位である皇嗣が、かような言い回しで天皇一世一度の儀式を回想されるとは、これもまた“令和流”といえようか。さる宮内庁関係者が言う。
「殿下は以前から、会見などで直截な表現を好まれることがままありました。今回のジョークを交えたご回答も、いわば“素のまま”だったと拝察いたします。もっとも、最近の報道で秋篠宮家に逆風が吹いているのはよくご存じで、メディアとの距離をこれ以上広げないためにも、和やかな雰囲気をお作りになりたかったのではないでしょうか」
が、その一方で、
「昨年は、大嘗祭について天皇家の私費である内廷会計で行うべきだと述べられました。このご発言について記者から『現在も認識にお変わりはありませんか』と問われると、殿下はきっぱり『それについては昨年と気持ちは変わりません』と仰り、確固たるご信念を示されたのです」(同)
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