神田松之丞、伯山襲名会見で春風亭昇太は「この人は売れないと思ったんだけどな……」
自称“講談界の風雲児”神田松之丞(36)が、来年2月に真打ち昇進、しかも9人抜きの抜擢昇進だ。二つ目にしてテレビやラジオで冠番組を持ち、今や最も有名な講談師となった松之丞の昇進は、遅きに失した感もある。まさか、その穴埋めというわけでもなかろうが、昇進と同時に、40年以上途絶えていた大名跡・伯山の6代目襲名も決まった。
12月2日、都内のホテルでその思いを語った。だが、彼の隣には、所属する落語芸術協会会長として春風亭昇太(59)が座ったために、会見が大真面目に進むはずもなく、最終的には講談でも落語でもなく漫才に――。...