丸川珠代「絶対に出ない」 都知事選候補者選びに早くも難航中

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 投開票日が来年7月5日に決まった東京都知事選挙。各党の候補者探しが本格化する中、頭を抱えるのは自民党東京都連の面々だ。

 大本命は丸川珠代参院議員(48)だったが、

「彼女がここへきて、絶対に出ないと周囲に漏らしているんですよ」(都連関係者)

 これまでも名前が取り沙汰されては“国政に専念”と繰り返してきた丸川氏。

「10月には区議や都議が丸川さんを囲んで決起集会のようなことをやったんです。“小池都政の3年間は無駄だった”と気炎を上げ、丸川さんも満更でない様子だった。だから少しは期待したんですが、まだお子さんも小さいから土日も仕事がある都知事は難しいみたいです。本人は衆院鞍替えにも色気があるようですしね」

 早くも候補者選びには手詰まり感が漂っていて、

「小池都知事を推したい二階俊博幹事長からは、12月中に候補者を出してみろとお達しがあったようですが、都連側がなんとか3月までにと期間を引き延ばしている状況。その間に観測気球をバンバン上げて、反応を見ようとしているんです」

 これまで鈴木大地スポーツ庁長官や、経産省の新原浩朗局長と結婚した菊池桃子氏といった名前が出たが、

「都連内部では、それ以外にも衆院議員の石原伸晃さんや、長島昭久さんの名前が取り沙汰されました。でも、知名度重視の都知事選では厳しい。一時は、安藤優子キャスターなんて声もあがりましたが、現実的には……」

 そう、気になるのは“現実的”な落としどころで、

「結局は小池さんに乗っかるしかありません。二階さんを仲人に、関係の悪い安倍さんや菅さんと小池さんを会わせて“五輪を乗り切ろう”とやるんでしょう」

 あと数カ月、茶番に付き合わされるのか……。

週刊新潮 2019年12月5日号掲載

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