慶応大教授が下着ドロで人生破滅、その華麗なるキャリア

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 先見の明に長ける男が、目先の利を追い、破滅した。下着ドロで捕まった慶応大学理工学部教授、白鳥世明(せいめい)(56)のことである。長い時間と労力をかけて彼が築いてきた実績はどんなものだったのか。

 11月17日の午後2時過ぎ、千葉・JR市川駅近くの幹線道路に男性の声が響き渡った。

「警察呼んで!」

 その声を聞いて通報した近隣住人が振り返る。

「がっちりした男性が、白いワイシャツにスラックスのおじさんを追っていました。男性は警察を呼ぶよう叫び、おじさんを捕まえると腰の辺りを掴んでいた。...

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