稲葉ジャパン、東京五輪で待ち受ける3つの難題 過去には中日6選手が辞退も…
日本の初優勝で幕を閉じた世界野球「プレミア12」。日本が世界の主要大会で優勝を果たしたのは2009年の第2回WBC以来10年ぶりのことであり、来年の東京オリンピックに向けて大きな弾みとなったことは間違いない。いまだ成し遂げていないオリンピックの金メダルに向けて、プレミア12で浮き彫りになった、稲葉篤紀監督が率いる「侍ジャパン」の収穫と課題を振り返ってみたい
今大会で最大の収穫と言えるのは、リリーフ陣に目途が立ったことだ。抑えの有力候補だった松井裕樹(楽天)が肘の不調を訴えて出場辞退したが、その穴を埋めたのがルーキーの甲斐野央(ソフトバンク)だ。...