大学入試改革、国語と数学の「記述式」にも教育界から疑問の声 背後にベネッセの影
「大学入試改革」何故すべての道はベネッセに通じるのか?(1/2)
英語民間試験に続いて国語と数学の記述式問題も槍玉に上げられ、大学入試改革自体が大炎上の様相である。50万人が対象の記述式などナンセンスだというのが、大方の一致した見解だが、その採点をはじめ入試改革の全方位に、なぜかベネッセが関わっていて――。
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大学入学共通テストに導入されるはずだった英語の民間試験は、降って湧いた「身の丈」発言で問題が知らしめられた結果、見送られた。すると野党は続けて、やはり2020年度から共通テストに導入予定の、国語と数学の記述式問題に、ここぞとばかりに攻撃の矛先を向けている。...