韓国「東京五輪に旭日旗は禁止を」自粛すべき? 静観すべき?
駄々っ子を相手にするのはもう勘弁。日本の外交当局者も、そんな思いをますます強めているだろう。今度は旭日旗がけしからんと言い出して、あの手この手で国際社会に同意を求める韓国。ここで日本に求められる“大人の対応”とは。
徴用工、従軍慰安婦の両問題に続き、韓国が乾坤一擲、新たに切ってきた反日カードが旭日旗問題だ。旭日旗を軍国主義の象徴と糾弾し、東京五輪の会場にその持ち込みを禁止するよう、日本や国際社会にしつこく訴え続けている。五輪組織委の関係者によれば、
「韓国の主張が激しくなったのは、日本による8月の“対韓ホワイト国除外”措置以降のことです。9月中旬、文化体育観光省がIOCに会場への旭日旗持ち込みの禁止措置を求める書簡を送付したと発表。大韓障害者体育会も東京で開かれたパラリンピックの選手団長会議の席で“パラリンピックのメダルに描かれた扇状のデザインが旭日旗を想起させる”と驚きの主張を行い、是正を訴えました」
メダルのデザインと旭日旗を結びつけるのはどう見ても“いちゃもん”だろう。
「会議では、むしろ韓国側に“政治問題と混同させるべきではない”と批判が集中。国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長もメダルについて『全く問題ない』と述べている」(同)
だが、韓国はひるまず、
「9月下旬には国会で“旭日旗持ち込み禁止決議”を採択しました。翌月、大韓体育会の会長がIOCのバッハ会長と面談した際には“ぜひ禁止を”と直談判に及んでいます」(同)
[1/2ページ]