セクゾ「菊池風磨」は生田、風間に続く才能 ジャニーズ幹部も「嬉しい誤算」と大喜び

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 セクゾ(Sexy Zone)の菊池風磨(24)が主演した「HAMLET―ハムレット―」が無事、千秋楽を迎えた。東京グローブ座での初日(9月8日)が台風15号の影響で中止になるなど波乱の幕開けとなったものの、フタを開けたら評判はすこぶる上々。

 ジャニーズ幹部も「嬉しい誤算」と大喜びとか――。

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 ジャニーズがシェイクスピア? と、訝しい目を向けたくなる人も少なくないはずだ。しかも四大悲劇の1つに数えられる「ハムレット」である。国内で演じた役者と言えば、仲代達矢(1964年)、真田広之(98年)、市村正親(2001年)、藤原竜也(03年)、内野聖陽(17年)と、芸達者ばかりだ。

 それをセクゾの菊池主演と発表された時には、演劇評論家の中でも「大丈夫なのか」という声が漏れたという。もっとも、一番驚いたのは本人らしい。ある演劇評論家は言う。

「菊池はジャニーズのミュージカル舞台に出演したことはありましたが、ストレートプレー、つまり台詞劇は初めて。単独主演も初めてで、シェイクスピアですからね。誰だって不安を感じて当然でしょう。出演のオファーが来た時、何かの間違いではないかと何度も確認したそうです」

 劇場は、シェイクスピア作品を上演するために建てられた東京グローブ座(大阪公演は森ノ宮ピロティホール)である。

「天皇陛下が皇太子時代に観劇されたことでも知られる由緒ある劇場です。ただし、グローブ座は経営難となり、02年にジャニーズ事務所に買収され、所属タレント御用達の劇場となっています。ヒガシ(東山紀之[53])の『ロミオとジュリエット』なども演じられてきました。いわばホームですから、まあジャニーズファンのために、分かり易く、菊池がカッコよく見えればいいのだろう、くらいに思っていました。演出は芸術選奨新人賞や読売演劇大賞などを受賞し、厳しいことでも知られる森新太郎氏(43)。大ベテランの大谷亮介(65)、宝塚出身の安蘭けい(49)などが脇を固めるとはいえ、上演時間が4時間超、休憩2回と発表された時にはどうなることかと思いました」(同・演劇評論家)

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