高校野球の球数制限、それでも残る課題を「元エース球児」ら語る
「1週間に500球まで」。来春のセンバツ大会から、球数制限導入の見込みとなった。日本高等学校野球連盟(高野連)がようやく重い腰を少し上げただけに見えなくもない。批判を避けるためでなく、本当に議論は尽くされたのか。
高野連が設置した「投手の障害予防に関する有識者会議」が答申案を発表した。今月5日のことだ。
「そして今月下旬、答申が高野連の八田英二会長に渡り、理事会で球数制限の導入が決まるでしょう」
と語るのは、さるスポーツジャーナリスト。...