「桜を見る会」はなぜ今まで見過ごされてきたのか
政権を揺るがす疑惑なのか、いつもの野党の政局用のツールなのか、評価は様々にせよ、次々と国会で与党が追及される「問題」が増えている。11月前半あたりまでのメインは、大学共通テストの民間試験問題で、中旬からは「桜を見る会」問題も加わった。
基本的に与党が攻撃される問題は、新聞やテレビにとっても格好のネタなので、このところ紙面、番組でもこうした問題に絡めて政府の姿勢を批判するトーンが強まっているようだ。
大手紙の中ではもっとも政権に厳しいとされる朝日新聞では、桜を見る会について記事のほか、社説でも「首相の私物化は許されない」と主張している。...