「桜を見る会」問題をスクープしたのは「赤旗」 官邸も警戒する情報収集力の秘密とは

国内 政治

  • ブックマーク

 安倍晋三首相は11月13日、野党やメディアから追及され、来年の「桜を見る会」中止を決めた。意外と知られていないが、「桜を見る会」の問題は、ちょうど1カ月前に「しんぶん赤旗」日曜版のスクープから始まった。知られざる「赤旗」の実力を検証してみた。

 ***

 赤旗日曜版は、各界の功労者などを招待する安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が、本来の目的に反し、首相の地元後援会関係者が数百人規模で大量に招待されていたことを報じた。参加窓口となったのは、首相の地元事務所。...

つづきを読む