中国で麻薬密輸の“76歳日本人”に無期懲役 背後に「ナイジェリアの手紙」という闇

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 11月8日、中国広東省で麻薬運搬罪に問われた愛知県稲沢市の元市議、桜木琢磨被告(76)の判決公判が開かれ、無期懲役(求刑は懲役15年から死刑)の判決が言い渡された。罪状は、起訴時の麻薬運搬罪ではなく麻薬密輸罪。判決を聞いた桜木被告は首を横に振り、上訴する意思を示したという。14年8月の結審から5年、判決延期は20回にも及んだ。

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 桜木被告が逮捕されたのは2013年10月31日。中国・広東省広州市の白雲空港から上海経由で帰国する際、手荷物検査で機内に持ち込もうとしたスーツケースから約3・3キロの覚醒剤が見つかり、中国公安局に身柄を拘束されたのだ。...

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