「ターミネーター:ニュー・フェイト」で体験 新上映方式「IMAXレーザー」に2500円の価値はあるか?
私事で恐縮だが、今から40年以上前に映画というものを見始めた頃、映画(洋画)界は「タワーリング・インフェルノ」やら「エクソシスト」で大いに盛り上がるという、パニック映画&オカルト映画の全盛期だった。
そんな昔にもそれなりに新しい上映方式が発表されてはなくなり、また新しい方式が出ては消え……を繰り返していたことを覚えている。
例えば、チャールトン・ヘストンが主演した「大地震」というパニック映画は、当時“画期的”と謳われた「センサラウンド方式」で上映されたり、「サスペリア」というオカルト映画では「サーカム・サウンド方式」という新システムが採用されたりした。...