誰の何が悪かったか「米女子ゴルフ事件」から「プロ意識」を考える 風の向こう側()
5度の優勝経験もある日本の女子プロゴルファー、笠りつ子(32)がゴルフ場のバスタオル提供を巡って副支配人に暴言を吐いた出来事は、どちらが何を「言った、言わない」という詳細や経緯はさておいて、笠の言動がプロ意識を欠いたものだったと言わざるを得ない。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)も11月12日、厳重注意などの処分を発表した。
欧米の選手たちは、日ごろからファンや関係者、スポンサーに「支えていただいている」と強く認識しているため、常に感謝の気持ちを抱き、謙虚な姿勢で接するものだ。...