茂木敏充大臣の買収疑惑・辞任した菅原一秀との違いは「秘書のせいにできるかどうか」

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「茂木敏充」外相に学ぶ法律違反の逃れ方(2/2)

 菅原一秀経産相は“アウト”だったのに、なぜ茂木敏充外相は“セーフ”だったのか。疑惑の詳細については前回をご参照頂きたいが、茂木事務所は選挙区内の有権者に手帖や線香、香典を配布。ただしそこに茂木大臣の名前は記されていなかった――というもの。これをもって公選法の規定内の行為であり、「政党支部の活動の一環」であると主張したのだが……。

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 政治資金問題に明るい神戸学院大の上脇博之教授は、

「(公職選挙法)199条の3の規定をもって、配布物自体に氏名が記載されていなければ、どのような形でも寄付をしていいのだと解釈するのは誤りです」
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