フードホールが都市部で増加中 背景に“食のパーソナライズ化”と“百貨店の苦境”

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 休日の昼下がり、ショッピングセンターのフードコートで一家団欒。有名チェーンがよりどり見どりで、大人も子供も、食べたいものを食べられる……。こうしたほのぼのした姿とは違う、ちょっとオトナな「フードホール」が、いま増加中だ。

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 1400円のトリュフリゾットを食べながら、800円のグラスのスパークリングワインを楽しむ。もしくは、1480円のフカヒレごはんを珍しい日本酒といただくもよし。先月20日に建て替えリニューアルオープンした大丸心斎橋店(大阪市中央区)では、こんな食事が楽しめるという(いずれも税別価格)。...

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