恐喝「アンジェリカ」テレビ復帰は絶望的 長女カレン、二女ジェシカへの影響は

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

テレビに戻る場所はない

 彼女は書類送検はされたものの、起訴は免れた。そこで事務所はこう発表した。

〈本案件で不起訴(嫌疑不十分)となり、夫と共謀した事実が無かったと検察が判断したという事ですので、これまでの「疑い」を持たれた数々の報道は否定されたと思っております。〉

「身の潔白が証明されたような文面ですが、彼女は『嫌疑なし』で不起訴になったわけではありません。『嫌疑不十分』とは犯罪の疑いは完全には晴れないが、裁判において有罪の証明をするのが難しい場合のことです。彼女は白とは言いきれないのです」

 まさに色が付いてしまったわけである。そのため、今後、彼女にテレビ業界からお呼びがかかることはないというわけだ。となると、“道端3姉妹”として活動してきた、長女カレン(40)、二女ジェシカ(35)の2人の姉はどうなるのか。民放プロデューサーは言う。

「3人とも所属事務所が異なりますし、常にセットで売ってきたわけでもありません。第一、彼女たちの需要って、最近はそれほどありませんよ。古くは美空ひばりも反社との関係で『紅白』に出られなくなりましたが、民放には出続けたのは、当人の実力と時代が違ったため。雨上がり決死隊の宮迫博之でさえ、いつ復帰できるかまったく分かりません。モデルとしてもパリコレに出られたのはジェシカだけですし、芸もない彼女たちを敢えて使おうとは思わないでしょう。そもそも美女と持て囃されていた頃から、評判は良くなかったですしね」

 別のテレビマンは言う。

「私も一度、美人ハーフモデルを集めたトーク番組でアンジェリカと仕事をしたことがありますけど、とにかく愛想が悪くて、お高くとまっていた。他のモデルが話している時もソッポを向いたままで、自分はろくにネタがあるわけでもない。それでいて、収録が終わると『収録時間が長い』とケチをつけてきました。二度と仕事はしたくないと思いましたよ。もっとも、とんねるずの石橋貴明さんが、“カレンジェシカアンジェリカ”と呪文を唱えるように持ち上げていた頃と違って、今じゃ3人とも一緒に仕事をする機会もありませんけど」

 確かに、カレントジェシカは最近、テレビで見かけることはほとんどない。長女カレンは、モデルというよりもトライアスリートしての活動が目立つ。9月に開催された「ツール・ド・東北2019」では広報大使を務め、その様子は『復興のペダルを踏んで』(TBS)という番組になった。

「3姉妹の中では、カレンの性格は他の2人と比べるとまだマシと言われています。10月11日には『キニナル金曜日』という通販番組に出演していました。この番組のMCのひとりは藤本敏史で、タピオカ店への恫喝で炎上している木下優樹菜の夫です。彼がアンジェリカの姉であるカレンの自宅を訪ね、彼女たちの母も出演するという、禁断のニアミス番組でしたが、まったく話題にもなりませんでした。TBSはむしろホッとしていたかもしれませんが、彼女たちにいかに人気がないかと言うことです」

週刊新潮WEB取材班

2019年10月27日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。