嵐、水嶋ヒロ…芸能人のYouTube参戦が相次ぐワケ

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 学生ではなく、芸能人のなりたい職業ランキングにユーチューバーがランクインしているとか。

 嵐が今月、YouTubeでチャンネルを開設。これまでに発表している一部楽曲のMVを公開しただけだが、意味合いは大きいという。

「ネットに消極的だったジャニーズの方針が変わったことを示す錦の御旗になる。その点を考慮して事務所トップの人気を誇る嵐が動いたのでしょう」(スポーツ紙芸能担当記者)

 IT業界関係者は収益化を考えてのことと読む。

「嵐は来年いっぱいで活動を休止する。SMAPと嵐という大黒柱なき後の稼ぎ方の一つとして、過去の作品をアーカイブス化し、広告収入を継続的に得ていく手法に目を付けたのでは」

 嵐のチャンネルは日本最速で登録者数が100万人を突破するなど話題を呼んでいる。俳優の水嶋ヒロ(35)も同じタイミングでYouTubeに参戦。水嶋は料理企画を展開しているし、他にも多くの芸能人のユーチューバー化が話題だが、理由はいかに。

「一つはキングコング梶原やオリエンタルラジオ中田など芸能人で成功した事例が増えてきた点。一般人よりも面白さの質が高く、元々の認知度もあるため、視聴者受けが良いんです。二つ目に、テレビのようなしがらみがない点。裏番組や事務所間の気遣い、プロデューサーとの関係などを考える必要なく活動できて稼げる。その自由さが魅力なのでしょう」(同)

 勢いでYouTubeを始めて散った芸能人が数多いることも、お忘れなく。

週刊新潮 2019年10月24日号掲載

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