リーチマイケルにラム肉、堀江翔太にアレルギー対策…ラグビー日本代表・妻たちのW杯

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 W杯でアイルランド、スコットランドを撃破したラグビー日本代表に、国内外から称賛の声が上がった。キャプテンのリーチや精神的支柱の堀江を作り出した“妻の手料理”事情は――。

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 2014年から日本代表のキャプテンを務めるリーチマイケルは、04年にニュージーランドから札幌の私立高校に留学した。すし店の2階に住み込み、そこでは豚そぼろや炒り卵をかけた「三色弁当」がお気に入りだった。留学当時の体重は78キロで、「ガイジンなのに細い」と言われたことで奮起し、高校3年時には100キロに到達した。ハンバーグは400グラムのものを二つ、就寝前にはバターを塗った食パンを8枚、そば店では店主の子供に英語を教える代わりに、そばをタダで何枚もおかわりした結果なのだろう。

 進学した東海大で知美(さとみ)さん(31)と知り合って12年に結婚。30歳になるまでは、キノコ料理にサラダ、納豆、スープ、600グラムのステーキ、炊き込み風のご飯3合をお釜ごとといった知美さんの手料理を気兼ねなくモグモグしてきた。

 しかし、30歳を超えたら「脂肪がつきやすくなった」ようで、高タンパク低脂肪の手料理に転換したという。例えばそれは、低脂肪のラム肉に少量のポテトを付けるといったようなもので、米は見当たらない。「炭水化物が多くなると、どんどんカラダがデカくなって走りにくい」と、その理由を明かしている。

 15年には、コーヒー好きが高じて、東京・府中にカフェを開いてもいる。

 カウンターとテーブル合わせて15席ほどの小ぢんまりした品の良い空間で、リーチの出身地・ニュージーランド流の食べ応えのある家庭料理とデザートが楽しめる。コーヒーも現地風で、すっきりとクセのない味わいだ。

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