小泉進次郎がコケているのに、なぜ安倍総理は平然としていられるのか

国内 政治

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「一強」が続きすぎるのもどうかという気がするが、「民主党プレイバック」の野党統一会派にも辟易する。出口が見えない我らが国会は揺蕩(たゆた)うばかり。そんな漂流国会における、「タロー」「ジロー」たちの物語。彼ら狂言回しが導く先を、覗いてみるのもまた「一興」。

 爽やか――。小泉進次郎環境相(38)に常について回る印象である。しかし、それは褒(ほ)め言葉であると同時に、貶(けな)し言葉の一面も併せ持つ。爽やかであること、それは引っ掛かりがなく、つるんとしていて「味気ない」ことも意味するからだ。...

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