広島・緒方監督3連覇でも退任のウラに「掌底事件」の後遺症

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 リーグ3連覇は、球団史上初どころか、セ・リーグでも巨人以外で初めて、球界でも5球団目の大記録。数字だけ見れば、広島の緒方孝市監督(50)は“名将”と呼ばれて然るべき功労者だ。しかし、そんな声も広がらないままの、寂しすぎる退任劇。そのウラには、あの事件の後遺症が……。

 監督が退任を発表したのは今月1日。4連覇を逃し、CS進出も逃した責任を取ってのことである。

「監督から辞意を伝えられたのは、優勝が絶望的となった9月上旬のことです」

 とは球団関係者。...

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