巨人4番「岡本和真」、クロマティのおかげで“復活” 巨人OB篠塚和典が指摘
巨人軍第89代目の四番打者、岡本和真――。2018年に飛躍的な進化を遂げた生え抜きの長距離砲が、今年のCSファイナルで打ちまくった。阪神相手の4試合で、打率.533、3本塁打、7打点の大暴れだ。
「初戦の1打席目に本塁打を打てたことが、ちょっと気楽になったというのがあるかもしれない」。本人は謙遜気味にそうコメントしていたが、文句なしにCSファイナルのMVPに輝いた。
「前半戦、打たなかったことをみんな忘れているんじゃないかと思う」。岡本自身もヒーローインタビューで語っていたように、レギュラーシーズンの序盤は不調に苦しみ、四番を外されることもあった。...