西武次期監督・松井稼頭央を悩ませる不肖の父が今度は「飛騨牛詐欺」

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 いつまでもあると思うな親とカネ――とはよく言ったものだが、いつまで経っても親の金銭トラブルに頭を抱えるのは、西武ライオンズの松井稼頭央・2軍監督(43)。またぞろ“不肖”の父親の「詐欺」が発覚し、リーグ連覇の余韻に浸ることもできないようで。

 憤りを隠せないのは食肉卸業を営む男性だ。

「彼のやったことは間違いなく“詐欺”です。いまとなっては“息子”の名前を信頼してしまったことが悔やまれますよ。一緒に食事をした時も、彼は“息子”のサイン入りのバットを見せびらかしていました」

 この社長の言う“息子”とは松井2軍監督に他ならない。そして、問題は彼の父親・勇次氏である。

 昨季で現役生活にピリオドを打った日本を代表する遊撃手は、引退直後から西武の2軍監督を任されている。しかも、

「球団は松井を買っていて、次期1軍監督の最有力候補に考えています。辻発彦監督の契約は来季で切れるため、その後釜となる可能性は高い」(スポーツ紙記者)

 そんな順風満帆の「第二の人生」に水を差しかねないのが、過去にも借金問題や自己破産が取り沙汰された父親による、新たな金銭トラブルなのだ。

 先の社長が振り返る。

「私が松井勇次と出会ったのは6年前。個人で食肉卸をしている人物だと紹介されたのです。当時から“僕は松井稼頭央の父親なんですよ”と公言していましたね。まもなく月に2回ほど食事をする間柄になりましたが、一昨年7月に問題が起きた。発端は、彼が“3500万円分の飛騨牛を仕入れて卸し先も決まっている。10日後に利益の595万円を支払うので、明日までに清算してほしい”と持ちかけてきたことでした」

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