南米コロンビアの「コメづくり」を救う日本の最先端「カカシ」

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 日本の3倍の面積に約5000万人が暮らす南米コロンビアでは、日本と同じくコメが主食だ。年々、コメの消費量が減り続けている日本とは対照的に、人口増も相まってコメの需要が拡大。いまでは1人当たりの年間消費量が40キロを超える。

 しかし、灌漑設備が整っておらず、生産量と品質がなかなか安定しないうえ、日本と同様に高齢化が問題になっているという。

 そこで立ち上がったのが、遠く離れた日本の精鋭チーム――。

「経験と勘」をマニュアル化

 首都ボゴタから飛行機で1時間。...

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