田中角栄に見いだされた山東昭子参院議長の抱腹絶倒節約術
ひっ迫した財政を建て直すため、食べられる植物(ウコギ)を生け垣にすることを勧め、自らも一汁一菜を実践したのは、米沢藩主の上杉鷹山である。そこまでせずとも、この本を読めば2%の税金ぐらいは取り戻せるかも知れない。
臨時国会では、早くも与野党のバトルが始まっている。参議院を切り盛りするのは8月に議長に選ばれたばかりの山東昭子氏である。なかでも消費税引き上げの是非をめぐる論戦では、手腕が問われるところだが、かつて、税の痛みを和らげてくれるような“名著”をものしていたことをご存じだろうか。...