裁判では分からない「結愛ちゃん虐待死事件」の真実 雄大容疑者を苦しめた“実の両親”
目黒区女児虐待死事件で、義娘である船戸結愛ちゃん(当時5歳)を死へ追いやった船戸雄大被告(34歳、以下、表記略)に、今日、東京地裁は次のような判決を下した。
――懲役13年。
私は雄大や妻の優里(27歳、懲役8年)の取材を行ったが、裁判を傍聴して感じたのは公判で語られた話と、取材で明らかになった事実に少なからぬ「ズレ」があったことだ。
公判では、検察側も弁護側も都合の悪い事実を隠したがるものだ。結果として、そこで明らかになることと、現実の乖離が起こる。...