退職金浮かれ? 家族のせい? 老後破綻する6つのパターン
老後破綻する6つのパターン
山本先生:老後破綻に陥りがちな6つのパターンです。
吉田さん:お金が足りなくなるのにもパターンがあるんですね。
山本先生:いろいろなパターンがありますが、意識して行動することで破綻を免れることがほとんどです。まず「浪費破綻」。年金生活に入ると多くの方が、現役時代に比べて収入が下がります。にもかかわらず、生活レベルを変えなければ、どんどん貯蓄が切り崩されていき「浪費破綻」に陥ります。
吉田さん:いや~~、私は今も庶民的な生活ですので、子どもが独立すれば大丈夫かなと思いますね。
山本先生:老後は意外に冠婚葬祭費がかかるという現実もあるんですよ。人付き合いは大切ですが、家計状況が苦しいなら割り切るということも必要になるかもしれません。
吉田さん:なかなかシビアですね…。
山本先生:まず、老後の生活をイメージするために一度、ねんきんネットでどのくらいの年金がもらえるのか、調べてみましょう。もらえる年金額で生活ができるかどうか、不足する場合いくら準備する必要があるのか、自分の状況を把握しておきましょう。
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