炎上の常連「佳子さま」のお振る舞いが妨げる「女性宮家」創設

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 とてつもない速さで情報が拡散・消費されるネット上では、その過程でしばしばネガティブな感情が増幅されていく。それは、対象が皇室といえども例外ではない。

 最近では、秋篠宮家の次女・佳子さまのお振る舞いが、ニュースで流れると同時に“炎上”の憂き目に遭っている。

「今年3月、ICUご卒業に際し『姉の一個人としての希望がかなう形に』などと回答されたことで、ネットのコメント欄は批判で埋め尽くされました。また先月、関東大震災の犠牲者などを慰霊する法要に臨まれた際、佳子さまが皇族の作法を踏襲し、洋装で白手袋のまま焼香されたところ、ネットでは再び『マナー違反ではないか』と、激しい批判に晒されたのです」(皇室ジャーナリスト)

 さらに、先月25日に帰国されたオーストリア・ハンガリーご訪問。視察先がもっぱら観光名所だったこと、また頻繁に着物をお召し替えされたこともあって、現地でのご様子が報じられるたび「観光旅行」との批判を招いてしまったのだ。

 宮内庁関係者が嘆くには、

「まもなく女性宮家を含め、安定的な皇位継承を確保するための議論が政府で始まります。かねて取り沙汰されてきた女性宮家については、上皇さまのたってのご意向でもあり、すでに皇室内では『範囲は愛子さま、眞子さま、佳子さまの内親王お三方まで』とのコンセンサスが得られていました。対して安倍政権は、そもそも女性宮家創設には否定的ですが、小室(圭)さんのような方と今でも結婚を考えている眞子さま、そして物議を醸すお振る舞いがやまない佳子さま……。これでは世論の支持が得られず、実現の可能性も、限りなくゼロに近づくばかりです」

 SNSが禍をもたらす風潮と相俟って、皇位継承権者をお二方擁する皇嗣家は逆風下にある――。

週刊新潮 2019年10月10日号掲載

特集「ネットで物議! 『平成流お召し列車』と比較される『天皇陛下』『雅子皇后』の当惑」より

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