低空発進の「グッとラック!」、一筋の光明「国山ハセン」は桝太一のライバルになるか
失敗の理由とは?
9月30日からスタートした新番組、「グッとラック!」(TBS系列・月~金・8:00)が不振にあえいでいる。毒舌コメントで人気の立川志らく(56)をMCに起用したが、視聴者の反応は鈍いようだ。
***
速報「あまり娘の出演番組を見ない」 田村真子アナ(28)の父・田村憲久元厚労相が明かした、心温まる理由とは
速報「交際に反対ではなかった」 中山美穂さんの「人気ジャニーズアイドル」との熱愛秘話 かつてのマネージャーが明かす
まずは、スポーツ紙などの報道を確認しておこう。いずれも“スタートダッシュ”に失敗したことを報じる内容だ(註:引用はデイリー新潮の表記法に合わせた。また視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。以下すべて同)。
◇立川志らく司会のTBS新情報番組「グッとラック!」初回視聴率2・9%でスタート(スポーツ報知電子版:10月1日)
◇立川志らく司会のTBS新情報番組「グッとラック!」3回目は視聴率2・3%…第2部は1・4%(同:10月3日)
◇TBS系情報番組「グッとラック!」早くも視聴率2%割れ目前!立川志らくに「期待外れ」の声(J-CASTニュース:10月7日)
という具合だ。ライバル民放キー局で、番組制作に携わるスタッフは、「大きくつまずいたと言わざるを得ません」と指摘する。
「初回が2・9%、それ以降も2・6%、2・3%という結果でした。朝の情報番組は視聴習慣と結びついているので、初回の低視聴率は珍しくないとフォローする報道もありました。とはいえ、ダウンタウンの松本人志さん(56)が『視聴者は初回を見たがる』と以前に言っていた通り、ご祝儀的な視聴率が出ることも珍しくはありません。特に『グッとラック!』は前番組である『ビビッド』が最終回に記録した視聴率、3・1%に届きませんでした。このあたりで惨敗だと報道されたのでしょう」
しかしながら、この関係者は「TBSとしては2%台をうろうろする結果になることも、ある程度なら覚悟していたはずです」という。
「意外だったのは、立川さんがMCだと大宣伝されていたにもかかわらず、席の位置などから、コメンテーターのように見えていたことでした。視聴者が期待していたのは、志らくさんが番組を仕切り、先頭に立ってニュースをぶった切るスタイルだったのではないでしょうか。実際、そうでないと志らくさんをMCに器用した意味がないと思います」
少なくとも初回の場合、9時以降は志らくの出番も減った印象を持ったという。番組全体で「志らく色」を抑える演出を行ったように見えるそうだが、その結果として「単なる普通の情報番組」になった可能性もあるという。
[1/2ページ]