有吉弘行はレギュラー3本終了でもニコニコ そろそろ婚活の時間が欲しい?

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日テレのレギュラーが多すぎた

 継続するテレビ番組は以下の通りだ。

●「有吉反省会」(日本テレビ)MC
●「有吉ゼミ」(日本テレビ)MC
●「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)
●「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日)MC
●「有吉ジャポン」(TBS)MC
●「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS)MC
●「有吉くんの正直さんぽ」(フジテレビ)MC
●「有吉ベース」(フジテレビONE)MC
●「有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(テレビ東京)MC
●「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(NHK総合)MC

 テレビ東京、NHKまで冠番組があるところがすごい。冠番組でないのは「ロンドンハーツ」のみだ。

「これまで、日テレのレギュラーが4本もあったわけです。その中から、金曜日放送の『ヒルナンデス!』と『超問クイズ』がなくなった。実は、この2本は有吉さんからの強い要望によりなくなったのです」

 まあ、確かにこれで東京キー局(テレ東は除く)はそれぞれ2番組ずつと、バランスは良くなった気もする。しかし、フジの「有吉ベース」は地上波でなくCS放送だ。

「確かにそうですが、フジには『有吉の夏休み』という年1回の特番があります。すでに7年に亘って続く恒例番組となっていますが、この番組は、そもそも有吉さんに息抜きをさせるために、所属事務所が提案した番組と言われています」

 ん、息抜き?

「この9月まで、有吉さんは休む間もありませんでした。1週間で13本ですから、収録のない日などないわけです。せいぜい、収録が夕方からで、その日の別の番組がなければ、夕方までの半日程度はオフとなる程度。事務所にとっても、本当によく働くタレントでした。もちろん、本人にも不満はなかった。ご存じのように、彼は猿岩石というコンビで、96年に放送された『進め!電波少年』(日テレ)のヒッチハイク企画でブレークしましたが、すぐに仕事はなくなり一発屋と呼ばれた。その後、10年もの長い潜伏期間を経て、復活したのは2007年の『アメトーーク!』(テレ朝)でした。あだ名付け芸人として売り出し中だった彼は、品川庄司の品川祐に“おしゃべりクソ野郎”と絶妙なあだ名をつけたことで一気に再ブレイク。その後、MCとして起用されるようになり、成り上がってきたのです」

 猿岩石の頃を知っている方は、後に彼がこんな働きをする芸人になると思わなかったはず……。

「それは所属事務所も、有吉さん自身もそうだったと思います。だから、彼は、いつまた売れなくなるか不安だった。どんなに仕事が過密スケジュールに組まれても、文句を言うことはありませんでした。それをいいことに事務所は、どんどん営業をかけ、ここまで番組を増やし、いつのまにか一番の稼ぎ頭に成長したのです」

 鳴かず飛ばずだった10年の借りも、事務所にきっちり返せたに違いない。

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