今井絵理子「1年生議員」なのに講演料請求の前代未聞

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 9月11日に行われた内閣改造で、当選1回にして内閣府大臣政務官の椅子をゲットしたのは、自民党の今井絵理子参院議員(36)。“不倫”の禊もそこそこに大役を拝命した彼女だが……。

 政治部記者によれば、

「今井さんは、9月25日に茨城県土浦市で、地元の青年会議所(JC)が開催した子育てに関するシンポジウムに登壇する予定になっていたのです。が、直前になってキャンセルに……」

 その理由はというと、

「千葉県の台風被害を受けて、講演会やパネリストの仕事は断るよう内閣府からお達しがあったと本人は触れまわっているんだとか」

 これにはさる内閣府関係者が苦笑して、

「内閣府からの指示というのは、言い訳でしょう。そんなのは聞いたことがありませんし、メディアに嗅ぎつけられ、否定的に報道されるのを嫌がっただけ、といったところでは」

 かわいそうなのは、ドタキャンされた土浦JC。参加者の一人によれば、

「当日は、300人収容の会場が半分も埋まっていませんでした。聴覚障害の子を持つ今井さんが来るということで、同じ障害のある子供たちが20人ほどいらしていたのですが、みんな寂しそうでしたね」

 さらに、政治家の資質を疑ってしまうこんな証言も。

「実は、今井さんには当日、講演の謝礼が支払われることになっていたそうです。その額は20万円とも30万円とも。彼女は全国比例ですから土浦の有権者も選挙区民のハズ。普通は挨拶させてもらえるだけで御の字で、受け取っても1万円とか2万円とかの御車代くらい。講演料を取る1年生議員なんて前代未聞ですよ」(先の関係者)

 当の今井センセイは、

「当日は在京当番で、やむなくキャンセルさせていただきました。JCからは交通費を含めた謝礼をいただくというお話をいただいておりましたが、キャンセルしておりますので、交通費等は発生しておりません」

 それでも、タレント時代に比べれば大安売り?

週刊新潮 2019年10月10日号掲載

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