恐竜学者と人気作家を悶絶させた4歳の質問「恐竜と友達になれますか」
北海道むかわ町で発掘され、9月に新種恐竜と認められたカムイサウルス・ジャポニクス。頭から尾まで8メートルと大型で、全身の8割以上が見つかったことから世界からも注目されている。この大快挙のキーマンが北海道大学総合博物館教授の小林快次だ。
一方、小林に対し思いを募らせてきた人気作家がいる。『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』などの作品で知られる万城目学だ。現在万城目は恐竜発掘をテーマにした「ヒトコブラクダ層ぜっと」を執筆している。
万城目も幼いころ学研の恐竜図鑑やドラえもん映画「のび太の恐竜」に夢中になった恐竜ファンだったが、今回の小説で「恐竜好きの少年」を描くため「最新の恐竜事情」を学び直したという。...